わきが手術と脱毛。手術時と手術後の脱毛はやってOK?


ワキガとわきの下のムダ毛に悩んでいる人もいるでしょう。
その中にはエステサロンやクリニックで脱毛を行っている人もいるかもしれません。
脱毛は大体1~2か月に1回くらいのペースで施術を受けている人も多いでしょう。
この場合、同時並行でワキガの手術を行ってもいいのか迷う人もいるはずです。
結論から言うと、ある程度期間を置くのであれば同時並行で脱毛とワキガ手術の両方を行っても問題ありません。
ではどの程度インターバルを置くかですが、数か月単位で時間を置きましょう。
少なくても1か月、できれば3か月程度期間を置いて脱毛をしたほうがいいです。

期間を置く必要があるわけ

なぜ数か月間ワキガ手術をしてから脱毛をしたほうがいいか、それは傷跡の問題です。
ワキガ手術をすると、傷跡の部分がしばらく色素沈着を起こしている可能性が高いです。
一方脱毛では光脱毛でも医療レーザー脱毛でも、ムダ毛の色である黒に反応する性質があります。
色素沈着が落ち着かない段階で脱毛をすると、この傷跡の部分にレーザーや光が集中してしまう恐れがあります。
その結果、肌がダメージを受ける可能性も出てくるわけです。
その結果、やけどなどの肌トラブルを起こさないためにも色素沈着の落ち着く数か月間のインターバルが必要なわけです。

手術で脱毛効果も

実はワキガ手術をすることで、脱毛効果も期待できるといわれています。
もしそれほどわき毛が広範囲に生えていなければ、ワキガ手術をすれば納得できるレベルまでムダ毛を処理できるかもしれません。
もしワキガ手術も脱毛も興味は持っているけれどもまだ開始していなければ、まずは手術を受けてみましょう。
そしてどの程度わき毛が処理できるかを確認して、そこから脱毛の申し込みをするかどうか検討しましょう。
広範囲にわき毛が生えている場合、ワキガ手術しても周りにムダ毛が少し残ることもあり得ます。

逆の場合も

ワキガ手術でムダ毛がなくなるその逆、つまり脱毛の施術でワキガの症状が快方に向かう可能性があります。
軽度のワキガであれば、医療レーザー脱毛で治る可能性は大いにあります。
医療レーザー脱毛器は、ワキガの原因であるアポクリン腺を破壊するだけの力を持っているからです。
しかもレーザー脱毛でムダ毛を取り除けば、細菌の繁殖も抑制されるのでワキガも改善することも大いに期待できます。
そこまできつい臭いが脇の下から発していなければ、まずは医療レーザー脱毛を受けて様子を見るのも一考です。