わきがを治す仕組みについて知ろう

わきがの仕組み

わきがの治療をする方は、根本的な原因となるわきがの仕組みについても知っておくことが重要です。わきがというのは、脇から発せられる汗などの体液が皮膚上に出ることで反応し、特有の匂いを発することを言います。人によっては「酸っぱい匂い」と感じたり「濡れた雑巾の匂い」と感じたりすることもあります。そのため、職場や会社はもちろん、学校などで悩まされている人もいるのです。意外にもわきがは大人が悩むものだと考えられていますが、子供でも悩まされている人は少なくありません。特に思春期を迎える中学生や高校生になると、わきがが原因で精神的にも肉体的にも追い込まれてしまう人もいるのです。ただ、あの特有の匂いに関してはしっかり治療することができるので安心してください。

わきが治療の仕組み

わきが治療においては、根本的な原因となるアポクリン腺の除去をおこなうのが一般的です。仕組みと言えば大袈裟ですが、アポクリン腺が体液を分泌することであの嫌な匂いが発生するので、アポクリン腺を除去してしまうのが効果的と言えます。医師もその仕組みを理解しているので、いかに的確にアポクリン腺を除去できるかどうかが鍵となるのです。従来は皮べん法と言って、皮膚を切除してアポクリン腺も除去する方法がおこなわれてきました。現代でも皮べん法は保険適用が可能な方法として人気があります。ただ、近年はより傷痕も痛みも残したくないということで、ミラドライ法やクワドラカット法、超音波法などの自費治療も増えています。どちらにするかは自由なので、まずは医師とカウンセリングをすることで決めてみてはいかがでしょうか。なお、わきが治療の仕組みについて理解できれば、そこまで難しい手術になるとは言えないのがわかるはずです。あまり不安にならずに、気軽に治療してみてはいかがでしょうか。はっきりと言えるのは、わきがは治るということです。

医師とカウンセリング

わきが治療で重要となるのが、しっかりとした治療計画を立てていくことです。そのため、まずは医師とカウンセリングすることをおすすめします。医師も患者の方がどのような悩みを抱えているかわからなければ、治療計画のしようがありません。だからこそ、カウンセリングで、自分が悩んでいることに対してしっかりと伝えていくことが必要です。人によってはコンプレックスになっていて話しづらいかもしれませんが、まずは打ち明けるところから始めてみてください。