ミラドライするなら医療費控除でお得に!

メスを使わないミラドライ

ワキガ治療は従来、手術によってアポクリン腺を除去するのが一般的でした。
しかしメスで皮膚を切開しなければならず傷跡が心配ですし、血腫の発生するリスクもあります。
近年メスを使わずに治療する方法も出てきています。
その中でも多くのクリニックで導入されている治療法にミラドライがあります。
電磁波をわきの下に照射することでワキガの原因のアポクリン腺を破壊します。
メスを使わなくてもワキガを根治できるとして注目されています。
ミラドライは厚生労働省からの認可も受けています。
国のお墨付きをもらっているので、安心して治療をお願いできるでしょう。

高額治療なのはネック

ミラドライはメスなしで、体の負担をかけることなくワキガ治療できるのは魅力です。
しかしミラドライは自由診療扱いです。
つまり保険が使えず、治療費は全額自己負担という形になります。
料金もクリニックによって違いが見られます。
しかし1回当たり35万円程度というのが相場です。
中には1回では施術が完了しなかった時のための2回目付きのセットプランを提供している医療機関も見られます。
この場合、45万円が相場でしょう。
このように結構まとまった金額が必要になります。

医療費控除を利用できる

高額な医療費ですが、ワキガ治療することで節税できるかもしれません。
というのも医療費控除があるからです。
医療費控除とは、年間10万円を超える金額を医療費に充てた場合に所得から差し引かれる控除です。
ミラドライの場合、35万円前後が相場ですから医療費控除の適用される可能性が極めて高いです。
ちなみに医療費控除は年間の合計金額が対象です。
ミラドライ以外でも何か病院にお世話になった場合、その医療費も上積みできます。
また世帯当たりなので、既婚者の場合配偶者や子供の治療費も控除に含められます。

確定申告で手続きする

医療費控除を活用するためには、確定申告で所定の手続きをしなければなりません。
2月16日から3月15日まで税務署で確定申告の受付を行っているので、手続きを済ませておきましょう。
確定申告書のほかにも、医療費校の明細書やミラドライの領収書などが必要になります。
大体5万円医療費控除になれば、所得税と住民税合わせると1万円程度安くなるといわれています。
ミラドライの場合、25万円近く控除される可能性が大です。
さらに税金が安くなるかもしれないので、医療費控除の手続きは忘れずに行いましょう。