保険適用の治療の場合
わきが治療当日、持って行くべきものは基本的にありません。
治療時には多くの場合日帰りできますし、治療中、治療後に必要になるものもないのです。
そのため、クリニック側も特に準備すべきものは指定していません。
ただし、保険適用の手術を受ける場合は保険証を忘れずに持って行くようにします。
治療当日に保険証を確認できない場合、支払いの手続きが面倒になるため、注意しましょう。
その他、後述のように前日から当日にかけて気を付けておきたいポイントはいくつかあります。
当日の服装には注意
特に皮べん法など皮膚を切開する外科手術を受ける場合、当日の服装は注意が必要です。
手術を受けた後は傷口を固定しなければならず、術着から着替える時に腕を大きく上げたりきつく締めたりするような服は適していないのです。
わきが治療で外科手術を行っているクリニックで多くすすめられている当日の服装は、ゆとりがあり前開きになった服です。
このような服であれば、手術後にできるだけ傷口に負担をかけずに着替えることが可能です。
医療ローンの申し込みをするときは治療前日までに済ませる
医療ローンを病院の窓口で申し込むとき、本人確認書類や銀行通帳・キャッシュカード、銀行の登録印などを持って行きます。
しかし、医療ローンの申し込みは治療前日までに済ませておかなければならず、治療を受ける際は信販会社などと契約をしてからとなるのです。
そのため、前述のような持ち物は治療当日ではなく、前もって申込日を設定してその日に持って行くようにします。
その他、カウンセリング時や治療前日~当日に注意すること
まず、治療を受ける前のカウンセリングでは必要な持ち物はありませんが、今飲んでいる薬、アレルギーなどの情報はきちんと整理しておくべきです。
これらの情報を医師にきちんと伝えていない場合、治療当日にトラブルが起こる可能性もあります。
また、治療にあたって聞いておきたいこともメモに書いておくなど、カウンセリングの際に聞き漏れがないように準備しておくべきです。
そして治療前日および当日は、飲酒を控えるようにします。
アルコールは血流に影響を与えて手術時の出血量が多量になる可能性があるほか、麻酔など各種薬剤の効き方にも響くことがあるのです。
また外科手術を行っているクリニックによっては、治療当日は車やバイクでの来院を制限しているところが見られます。
これは、運転する際の腕の動きで傷口の固定ができなくなるためです。
また、手術の傷跡に違和感を覚え確実に安全な操作ができなくなるという点からも、車やバイクは控えた方がいいでしょう。
その他、治療当日の注意点については医師にしっかり確認してください。