わきが治療後に再発することはある?

第二成長期以降に治療した人であれば再発しません

わきがは遺伝に深く関係しており、生まれたときの体質で決まることがほとんどです。
そして、わきがの主な原因とされるアポクリン汗腺は、第二次成長期(男子9~13歳・女子7歳~12歳)に増えると言われています。
そのため、第二次成長期より前に治療をした人は、成長の過程でアポクリン汗腺が作られ再びわきがになることも考えられます。
反対に、第二成長期以降に治療をした人は再発しません。
なぜなら、アポクリン汗腺は思春期が終わると増えることはあまりないからです。
しかし、大人になってからわきが治療を受けたのに再発したと感じる人も少なくありません。
その理由について見てきましょう。

アポクリン汗腺の取り残し

皮べん法などわきを切開して行う外科手術は、医師が目視しながらアポクリン汗腺を取り除きますが、完全に全ての汗腺を取り除くことができない場合もあります。
例えば、アポクリン汗腺が広範囲に広がっているケースでは、わきを大きく切開しなければ除去できません。
しかし、術後の合併症などリスクを高めてしまうので、必要最低限の切開しかできないのです。
そうすると、アポクリン汗腺が残ってしまいますので、わきがのニオイが消えない=再発したと感じてしまうでしょう。
また、アポクリン汗腺はわきだけではなくデリケートゾーンに存在することもあります。
この場合は、わきがの治療を終えても別の部分からニオイがするため再発したように感じてしまいます。

照射が不十分だった

マイクロ(電磁)派療法や超音波療法などで熱去したアポクリン汗腺は、基本的に復活することはないと言われています。
しかし、照射が不十分で熱去しきれていないアポクリン汗腺があった場合は、しばらく経ってから再び活動する可能性があるのです。
また、これらの治療を受けた皮膚は熱傷を受けた状態にあり、しこりのようなものが数ヶ月間残ることもあります。
このしこりによって圧迫され活動が停止していた汗腺が復活したときに、これまでなかった汗のニオイがして「再発したのでは?」と感じてしまう人がいるようです。

信頼できるクリニックを選びましょう

わきが治療を受けたあとに再発したように感じるのには、いくつか理由があるのを説明しました。
しかし、これらはあくまで適切な治療をした上で考えられる理由です。
わきが治療は医師の腕によって効果が左右されますので、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
術後のリスクはもちろん、治療後どれくらいニオイが軽減できるのか説明してくれる医師であるかどうか見極めましょう。